事例紹介

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事例紹介

アグレミーナ浜松などからの要請を受け2020年8月10日、ZOOMを使っての初のオンラインセミナーで講師を務めました

ZOOMを使い、非対面でのオンラインセミナーを開催。参加者の皆さんは、熱心にドイツと日本の違いに聞き入った

「クラブが地域に根差すために、どんなことを実行していったらいいのか?」という疑問をほぼ同時にたまたま複数の方達から投げかけられたため、ZOOMを使い初めてオンラインでの、非対面によるセミナーを開催しました。兎にも角にも初めてのことゆえ、参加者は4人と最小限に限定して行いました。

最初にドイツと日本のスポーツ事情の違いについて説明を行い、最後にクラブが地域に根差すために役立ちそうなアイデアをいくつか紹介しました。ドイツで行われていることで何か日本へも応用できるような事柄などを集め、写真を添えてできるだけ具体的に伝わるよう務めました。  
講師も初めての経験であり緊張していたため、当初予定していた90分を20分も超える熱弁を振るうこととなりました。しかしその後も、参加者からいろいろな質問が寄せられ、質疑応答も予定時間を大幅に超過することとなりました。

なお参加費に関しては、事後各参加者がそれぞれ評価して自分が支払う金額を決める、画期的な「投げ銭方式」を導入しました。あらかじめ配布された「評価シート」に沿って各項目での評価(満足度)を行い、その数字の合算が総合評価となるシステムで実施しました。

神奈川県ジュニアユースサッカー連盟からの要請を受け2020年2月23日、守備戦術をテーマに指導者講習会で講師を務めました

参加者の方達から出された、日頃悩んでいる点について、講師は戦術ボードを使い丁寧に答えた

神奈川県クラブジュニアユースサッカー連盟から1年振りの要請を受け、ジュニアユースの指導者たちを集めた講習会を、北新横浜のあおばスカイフィールドにて実施しました。4回目の依頼となる今回も、前年度とテーマは変わらず「『ボールを重視』したゾーンディフェンス」でした。  
実技では2対2と3対2に重点を置いて行い、ディフェンダー2人でどのように協力し合って数的同数から、あるいは数的不利から脱出しボールの奪回を図るか?について説明しました。
引き続き行われた講義では、実技で行った3対2の守備戦術の基本的な戦術行動について戦術ボードなどを使い改めて説明を加えました。またチーム戦術に関しては、プレーシステム4:4:2におけるプレー方法として
 
「中盤でのプレッシング」
「守備でのプレッシング」
「フォアチェッキング」
 
についてDVD「『ボールを重視』した守備(ジャパンライム)」を参加者の皆さんに見てもらいました(このDVDはドイツサッカー協会がまとめたもので、2004年に私が翻訳したものである)。

明治大学の授業枠「専門演習BⅡ」にて2019年12月20日、「地域スポーツクラブ」についての講演を行いました

「ドイツにあって、日本にないもの」、それはスポーツした後に立ち寄る「クラブハウス(レストラン)」

タイトル「総合型地域スポーツクラブを軸に考える、ドイツと日本のスポーツ事情の違い」、サブタイトル「〜立ったまま着替えるのが日本。座って着替えられるのがドイツ〜」というテーマで1時間弱、16年間ドイツで集めた見聞を基に、ドイツと日本の現状の違い、そして日本が今後どう進むべきか?自論を展開しました。
ドイツ人たちがいかにスポーツを通じ、それぞれの人生を楽しんでいるか?それにより健康を増進・維持することが叶えられ、また地域スポーツクラブが地域の秩序の構築へも貢献していることなど、説明させてもらいました。
場所は明治大学駿河台キャンパスの教室、ドイツスポーツ研究会と明大釜崎ゼミの共催で実施されました。

ドイツサッカー協会の指導者Ralf Peterさんと2019年10月29日と31日、二日に渡って会うことができました

Peterさんが手にしているのが彼が執筆したドイツサッカー協会の教本「Verteidigen mit System(整理された守備 体系的な方法論)」、私が手に持っているのはやはりドイツサッカー協会の教本で育成3部作の1冊目「ジュニアサッカー指導の手順と練習法(Kinderfußball: Ausbilden mit Konzept 1、東邦出版)」

2004年にPeterさんのまとめられた、ドイツサッカー協会の指導強化DVD「『ボールを重視』した守備(Modernes Verteidigen、ジャパンライム株式会社)」を翻訳させてもらってから、Peterさんとは更新講習会の度にお会いし、懇意にしてもらっています。
今回彼は日本サッカー協会のS級ライセンスの講師として招聘され、来日しました。忙しい仕事の合間を縫って、お話しすることが叶いました。短い時間でしたが、日本サッカーの将来について意見を交わすことができました。

SV Werder Bremenの「ウォーキングフットボール」へ2019年9月16日、飛び入り参加しました

SV Werder Bremen 60plus Walking Footballの面々、監督Sylvia Heitmüller(前列左から4番目)、責任者 Nadja Pilzweger(撮影していたため、写真には写っていない)

私がクラブ会員であるSV Werder Bremenでウォーキングフットボールの活動があることを知り、何とか練習への飛び入り参加を実現させたいと考えていたところ、直前に参加した指導者ライセンスの更新講習で間を繋いでくれる指導者と偶然出会い、幸運にも2時間の練習へ参加、ドイツ人のチームの中で一緒にプレーすることが現実となりました。
一緒にボールを蹴ったことで、ドイツではウォーキングフットボールがどんな風にプレーされているか?を肌で感じ、また練習後監督と責任者と交わした会話からは、ドイツにおけるウォーキングフットボールの普及具合や普段の活動の様子などを知ることができ、貴重な体験をすることができました。

ドイツサッカー協会主催の更新講習「DFB・エリート・ユース・ライセンス」へ2019年9月13日〜15日、資格更新のため参加しました

後列左から4番目は元オランダ代表選手Erik Meijerさんで、2002/03シーズンにHamburger SVで高原直泰選手と一緒にプレーしていた

ドイツサッカー協会から取得している指導者ライセンス更新のため、更新講習会へ参加しました。会場となったシュポルトシューレ・カイザーラウは、ドルトムントから電車で約10分ほどの所にあります。全体では約100人の指導者が集まりましたが、オープニングの集まりでは私が一番遠い所からの参加者として紹介されました。
今回の講習会で真新しかったのは、ドイツサッカー協会の定めている「ドイツの長所2.0」を、ともかくドイツサッカーの基軸としていることがわかったことでした。「ドイツの長所2.0」には試合のビジョンとして「包括的なガイドライン」、「守備のガイドライン」、「攻撃のガイドライン」の3つのガイドラインがあり、今回の講習中に与えられた課題を行う場合、口述発表にしても指導実技にしても、インストラクターはこのガイドラインと照らし合わせて講評を行うため、とても分かり易く進みました。この「ドイツの長所2.0」は、ドイツサッカーが何を目指しているか?が明快に示されていて、まさに指導者養成における「背骨」とも言えるでしょう。

ドイツ砲丸投げニコ・カッペル選手(パラリンピック2016リオデジャネイロ大会のゴールドメダリスト)の通訳を2019年8月22日〜23日、行いました

3社からのインタビュー、トークセッション、写真撮影を経ても、笑顔が絶えないカッペル選手

8月22日、WOWOWのパラリンピック応援イベント「WHO I AMフォーラム」のトークセッションへ出演した、ドイツ砲丸投げニコ・カッペル選手の通訳を行いました。出演者はほかに、松岡修造(タレント、インタビューアー)、上地結衣(車椅子テニスプレーヤー)、木村敬一(全盲の水泳選手)、西島秀俊(俳優、ドキュメンタリー「WHO I AM」でナレーション)(敬称略)。翌日の朝、めざましテレビにてトークセッションの模様が一部、放送されました。

8月23日、同様に「新豊洲サマーナイトフェス」のトークショーにて通訳を行いました。出演者はほかに、為末 大(400 mハードル日本記録保持者)、木村敬一(全盲の水泳選手)(敬称略)。

ドイツ流サッカー伝承講座2019/20 〜世界基準へ近づくために〜 第1回「コーディネーション」を2019年6月22日に実施しました

実技はエンジョイSC U-15の協力を得て実施

12月28日開催の第10回まで予定されている「ドイツ流サッカー伝承講座 〜世界基準へ近づくために〜」が、いよいよ始まった。思い起こせば3年前にINAC多摩川の主催で行われた指導者講習会のシリーズから始まり、前回は世田谷公園から等々力緑地へと場所を移し、全8回の開催はどれも好評を博した。
今回はその過去の2シリーズの内容を新たに見直し、さらに新しいシリーズとして実施される。第1回のテーマ「コーディネーション」、雨交じりの天気の中、実技はエンジョイSC U-15の協力を得て実施された。

サッカークリニック主催「第3回コーチングセミナー」にて2019年5月11日、講師を務めました

チーム全体の動きを示すために、アニメーションを使って説明

サッカークリニックが主催する指導者講習会へ講師として招かれ、守備戦術について話す機会をいただきました。会場となったのはサッカークリニック編集長が懇意にされている「ビストロフレンチキス」、新宿御苑の近くにあるフランス料理レストランがその舞台となった。
講義に続いて行われた懇親会では楽しい雰囲気の中、参加者の皆さんと真剣なやり取り、美味しいフランス料理も手伝って、大盛況な会となりました。

あきる野FCジュニアユースで2019年3月26日、守備戦術をテーマに練習を行いました

「フォーバック養成ベルト」を装着して、グループの連動を体感

昨年に続き今年も、春の合宿の初日に午前と午後、2回の練習を行いました。
グループにおける基本戦術行動を確認するため、まずはフォーバックの基本戦術行動から始め、サイドでの1対1、サイドでの1対2を通して個人とグループ(2人)の守備の際の細かな点を修正しました。
一つひとつの戦術的判断ではプレーを止めて、選手たちへ問い掛け、正しい戦術行動は何か?を選手たちと一緒に探っていきました。

神奈川県クラブジュニアユースサッカー連盟からの要望で2019年2月24日、守備戦術をテーマに指導者講習会で講師を務めました

講義内容は上記の通り

神奈川県クラブジュニアユースサッカー連盟より、昨年度に続き今年も指導者講習会の講師の依頼をいただきました。会場は今回で3度目となる、神奈川県サッカー協会が建設したフットボールセンター「かもめパーク」で、人工芝のグラウンドと会議室が隣り合っていてとても使いやすい施設です。
「グループ戦術 数的有利 1対2」というテーマで、実技と講義をそれぞれ90分実施しました。

沖縄県高体連サッカー専門部からの要望で2019年2月22日、守備戦術をテーマに講演をさせてもらいました

講演を行った小宴会場の外にあった案内板

沖縄県高体連サッカー専門部から沖縄県サッカー協会2種委員会納会における講演の講師の依頼を受け、エリスリーナ西原ヒルズガーデン(沖縄県)へ行ってきました。個人的には初めての沖縄、訪問がこんな形で実現するとは思ってもみなかったことでした。
「『ボールを重視』したゾーンディフェンスの正体を知ろう!」というテーマで、90分話させてもらいました。現代のゾーンディフェンスの定義の説明、詳細を見るためにDVD「『ボールを重視』した守備」を鑑賞、日本対ベトナムの試合から守備戦術後進国を示すシーンの紹介、ドイツの実態などを紹介しました。

神奈川県サッカー協会からの要望で2019年2月17日、国体強化事業の一つとして守備戦術をテーマに講義と実技指導をさせてもらいました

真剣に話を聞いてくれた32名の選手たちと指導陣

第1回神奈川県女子サッカー選手対象講習会(神奈川大学湘南ひらつかキャンパス)における講師を務めました。これは、神奈川県サッカー協会からの要望で、神奈川県体育協会国体強化事業の一つとして開催されました。
「守備の個人戦術 サイド編」というテーマで、1時間ほど講義を行い、その後実技指導を行いました。講習会へ参加していたのは、神奈川大学女子サッカー部、横浜翠陵中学・高等学校、県立藤沢清流高等学校からの女子選手たち、総勢32名でした。

ドイツ流サッカー伝承講座2018/19 〜世界基準へ近づくために〜 第8回「守備のチーム戦術 4バック+MF、3バック+MF」を2019年1月21日に実施しました

帰国後3年の胸の内を、放談「今思うことのすべて」と称して熱く語った

前回の伝承講座は気温がかなり低く、参加者たちはいつもより着込み暖かい格好で実技へ望んでいたが、最終回の今回は日差しがあるため、そこまでは寒く感じられない気候の下行われた。
実技のウォーミングアップでは初めて参加する人達のために、これまでに行われた「個人戦術」と「グループ戦術」をなぞりながら、本日のテーマである「チーム戦術」に付いていけるよう工夫されたプログラムで始められた。

ソニー「BRIDGE TERMINAL」で2018年10月31日、講演を行いました

ソニー社内・社外合わせて60人以上の人が集まり、耳を傾けた

ソニーの社員向け啓蒙活動「BRIDGE TERMINAL」は、職種、組織、会社の枠を越えた人、物、アイデアなどの新結合を促進させ、自らの主業務内容にとらわれずに学びや気付きを得て、自由な共創・発信の起点となる場作りを目指している。
今回はその活動の一環として私が講師を依頼され、社外からも聴講に参加できる形態で講演会が開催されました。講演のテーマは「総合型地域スポーツクラブを軸に考える、ドイツと日本のスポーツ事情の違い」で、両国におけるグラウンド数の違いから始まり、リーグ戦で毎週末の試合を楽しみにしながら練習に励む、スポーツを通じて豊かな人生を歩むドイツ社会について話しました。
最後にドイツサッカーの育成の大改革についても、駆け足となりましたが説明をさせてもらいました。

島根県サッカー協会からの要請を受け、コーディネーションに関する指導者講習会を、2018年1月13日に実施しました

講義と実技は共に、出雲ドームを使って実施された

島根県サッカー協会キッズプロジェクトからご招待をいただき、「コーディネーション・トレーニング」について、講義と実技を行いました。
講義ではコーディネーショントレーニングの背景やコーディネーションとは何か?についての説明を行いました。
実技は参加者自身に体を動かしてもらい、講義で出てきたコーディネーション能力の内、今一体どの能力を改善するための練習を行なっているのか?一つ一つ練習毎に参加者の皆さんと確認しながら進めさせてもらいました。

青梅市と青梅プリマベーラSCからの要請を受け、在日ドイツ人により構成されたチームとの親善試合(2017年10月21日)の開催をお手伝いしました

あいにくの雨模様となったが40人あまりが集まり、サッカーを通じた国際交流が行われた

2017年4月に青梅市の60歳以上のチーム、青梅プリマベーラSCが姉妹都市であるBoppard(ボッパルト)市を訪れ、地元チームとの親善試合を重ね交流を深めました。今回は2020年東京オリンピックに向けての青梅市のホストタウン事業の一環として、在日ドイツ人を招きサッカーを通じた国際交流を図るイベントが実施されました。
午前中は、プリマベーラSCとドイツ人選抜チームの試合が行われました。在フランクフルト日本国総領事館の総領事も特別参加され、前・後半全てプレーされました。
午後は日本人とドイツ人の混合チームを編成し、それぞれのチームが対戦する形で、サッカーを通じて楽しい1日を過ごしました。

松本山雅フットボールクラブが 6人のユース指導者と取締役を対象に、クラブ視察・指導者研修を2013年1月22日〜28日、ブレーメンで行いました

和やかな雰囲気の中、SV Werder Bremenの幹部たちとの懇談会は約2時間にも及んだ

姉妹クラブの候補となったのはドイツの古豪SV Werder Bremen(エスファウ・ヴェアダー・ブレーメン)で、この視察・研修は「クラブズ・アソシエーション」の記念すべき第一号の活動となりました。
 5泊7日の日程の中で、盛りだくさんの内容が実施されました。
  ・ユース育成強化についての指導者懇談会(写真参照)
  ・ユースチーム(U19-U11)の練習・試合の見学
  ・ヴェーザースタジアムの施設内部見学
  ・ブンデスリーガの試合観戦(Hannover 96対VfL Wolfsburg)
  ・オッツェを交えてのミニゲーム