活動レポート

指導者講習会 Trainerausbildung

第7回 ドイツ流サッカー伝承講座2018/19

        〜世界基準へ近づくために〜


第7回テーマ:「守備のグループ戦術
            数的同数 2対2、3対3、4対4」


「如何にしてボール保持者へ近づくのか?」
「誰がどのパスコース/相手選手を抑えるのか?」
「ディフェンスの三角形/バナナの形成を駆使して対抗」
「オフサイドトラップを最終兵器として使用」
「オーバーラップしてきた選手への対応の仕方」

などは、ゾーンディフェンスの守備戦術を支える典型的な戦術行動。
「効果的にボールを奪い取る」ゾーンディフェンスのグループ戦術とは、一体どうするものなのか?そのための判断要素と判断基準は何か?数的同数の状態から、2〜4人のDFでどうボール奪取を図るのか?
実技と講義を通して、細やかにわかりやすく説明します。ドイツで集めた知識と経験をお裾分けします。

開催日時:2018年12月10日()
           9:40 - 10:00 受付
          10:00 –11:30 実技(等々力第1サッカー場(人工芝))
                    注)参加する指導者自身が選手役となります。
          12:30 - 14:00 講義(とどろきアリーナ 研修室)
アクセス:等々力第1サッカー場(バス停「市民ミュージアム前」下車徒歩2分)
          〒211-0052神奈川県川崎市中原区等々力1-1 市民ミュージアム前駐車場287台(有料)
       とどろきアリーナ(バス停「市民ミュージアム前」下車徒歩2分)
          〒211-0052神奈川県川崎市中原区等々力1-3 建物の周辺に駐輪場あり(無料)
対象者:指導者(将来目指す者も含む)
参加費:,000円
定 員:30名(参加費の振り込み先着順)
申し込み方法:メールmyways000@gmail.com、藤田宛)にて申し込んでください。
          記入事項:参加者のお名前、年齢、所属チーム、ご連絡先((携帯)電話番号)
申し込み締め切り:2018年12月6日(木)(参加費の振り込みをもって登録完了)
キャンセル規定:開催日の3日前から 50%、開催日当日 100%
主催、講師:坂本 健二(Clubs Association)
          携帯電話番号:080-2394-6030
事 務 局:藤田 晃徳(エンジョイSC、TIPS SS)
          携帯電話番号:090-4422-5238

講師紹介:
1960年、東京都出身。82年~89年山雅SC(現松本山雅FC)にてプレー(85年北信越リーグ優勝)。98年38歳にてサッカー留学のために渡独。99年~02SVヴェルダー・ブレーメンのU16U13U9などの指導者を歴任、01年にはクラブ史上初のコーディネーション・コーチにも抜擢された。その後FFC Wacker München、SV Heimstetten、FC Penzbergなどで、成人女子(4部リーグ)、男子U19U7の幅広い年代で指導経験を積む。15年指導者DFB・エリート・ユース・ライセンスを取得、日本へ帰国した(在独歴16年)。帰国後は 、日本各地にて指導者講習会の講師を務める傍ら、ドイツサッカー協会の指導強化DVDや育成書籍「ジュニアサッカー 指導の手順と練習法(東邦出版)」を翻訳、サッカー専門誌などへ寄稿している。

今後の予定:
基本的に毎月第3月曜日の開催を目指します。

第8回 1月
     「守備のチーム戦術 3バック+MF、4バック+MF

第7回は、グループ戦術 第3弾(グループ戦術の最終回)!

7回目を迎える伝承講座、実技開始前に空模様が怪しいことも過去に何回かあったが、この日は雨が降る可能性はゼロの天気模様で一安心。しかしこの日は気温が低く、結構寒い条件下での講座実施となった。参加者もいつもより着込み、暖かい格好で「数的同数 2対2、3対3、4対4」のテーマへ望んだ。
実技のウォーミングアップでは初めて参加する人達のために、これまでに行われた「個人戦術」と「グループ戦術」をなぞり、体感しながら理解できるよう工夫されたプログラムで始められた。
メインの練習へ入り、2対2における下記に挙げる3つのシチュエーションに絞られて、それぞれ詳しく行われた。

2ゴールを使った2対2
2ゴールを使った2対2、DFがFWの後ろに付いている場合
サイドで相手がオーバーラップを仕掛けてきた場合

「相手と対峙するときは、内側にややずれたポジションへ行け!立ったまま待つな!すぐに、下がり始めろ!」、「磁石の同極同士のように、非接触でボール保持者を外へ連れ出せ!」など、聞き慣れない言葉たちが講師の口から次々に飛び出す。
相手FWの後ろでマークしている状態からの守備では、「相手FWを回させるな!」、「相手FWを回させろ!」と相反する戦術行動について、詳しい説明が行われた。最初は戸惑い気味だった参加者も、次第にその意味と背景を理解していった。
オーバーラップへの対処の仕方では、SB(第1DF)とボランチ(第2DF)におけるボール保持者の受け渡しのタイミングの許容差(早過ぎる/遅過ぎるの許せる範囲)と、オーバーラップした(スピードをもって深い地域へ走り込んでくる)選手へ追いつけなかった場合、守備としてはその後すごく抵抗しにくいことなどを確認した。

実技に続いて行われた講義では、「『ボールを重視』した守備(発行:(株)ジャパンライム)」のDVDを鑑賞。個人戦術の「中央で相手から離れている場合」とグループ戦術の「2対2の数的同数での守備」がスクリーンへ映し出された。
その後補足説明として、ボール保持者を外へ追いやり孤立させることと、オフサイドを最終的な武器として使うことの重要性について説明が加えられた。
2対2の追加説明としては、理想的なケース「最善のモデル」に続き、

前から対峙した場合、
FWの後ろに付いている場合、
FWが斜めにずれた場合、
外側のMF(SB)がオーバーラップした場合、
FWと絡んだプレーの場合、

それぞれにおいて基本的な戦術行動(やり方)と失敗例が披露された。さらに、3対3と4対4についてもモデルケースが紹介された。
その後「よく陥る間違い」としてドリブルの速い選手に対する注意点について、細かい説明が行われた。

シリーズも第7回と回を重ね、まるで毎月一回顔を合わせる仲間同士のよう!

とはいえ、初参加の人達もいるため、ウォーミングアップではこれまでのおさらいを兼ねた内容を実施7回で機が熟してきたのか?実技後の質疑応答では、たくさんの質問が続いた講義も同様、質疑応答が熱く繰り広げられた

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試合後の合同食事会 Das gemeinsame Essen nach dem Spiel
対戦後シャワーを浴びてからゆったりと流れる時間の中で、お互いのチームの印象を語り合い、友達を作ろう。Während beide Mannschaften zusammen am Tisch sitzen, erzählen sie aufeinander einen Eindruck der gegnerischen Mannschaft, um sich zu befreunden.


対戦した相手チームの分析発表会 Spielanalyse der gegnerischen Mannschaft
試合翌日、対戦相手チームの分析をお互いに発表し合う。相手チームへのお勧めの練習を戦術ボードを使って解説する。 Am nächsten Tag nach dem Spiel präsentieren die beide Mannschaften aufeinander die Spielanalyse, wie der Gegener gestern spielte.


合同ミニ合宿 Gemeinsames Mini-Trainingslager
日本チームが宿泊している施設でドイツチームもミニ合宿を張ってもらい(例:週末を利用して)、2チームが一緒に過ごす時間をより多く作り、友達作りを奨励する。Japanische Mannschaft macht zum Beispiel am Wochenende ein kleines Trainingslager, wobei die deutsche Mannschaft übernachtet, so dass die beide Mannschaften noch länger zusammen sein können, um sich zu befreunden.


案内役と買い物 Einkaufen mit den Führer
お土産の買い物に、対戦したドイツ人チームの選手たちが案内役として同行する。商店街までチームとして一緒に行き、そこから少人数のグループ(4〜8人)に別れて、ばらばらに買い物に出掛け、集合時間まで自由に過ごしてもらう。Japanische Spieler, die gegen die deutsche Mannschaft spielten, spielen den Führer, wenn die deutsche Spieler in der Stadt Reiseandenken einkaufen. 4 - 8 Spieler bilden eine Gruppe mit einer Mischung Deutscher und Japaner.