活動レポート

指導者講習会 Trainerausbildung

    第6回 ドイツ流サッカー伝承講座

        〜世界基準へ近づくために〜


第6回テーマ:「守備のグループ戦術
            数的不利 3対2、4対3、5対4」


「如何にしてボール保持者へ近づくのか?」
「誰がどのパスコース/相手選手を抑えるのか?」
「オーバーラップしてきた選手へ、どう対応するのか?」

などは、ゾーンディフェンスの守備戦術を支える戦術行動の基本。
「群れてボールをこそぎ取る」ゾーンディフェンスのグループ戦術とは、一体どうするものなのか?そのための判断要素と判断基準は何か?数的不利な状態から、2〜4人のDFでどうボール奪取を図るのか?
実技と講義を通して、細やかにわかりやすく説明します。ドイツで集めた知識と経験をお裾分けします。

開催日時:2018年11月19日()
           9:40 - 10:00 受付
          10:00 –11:30 実技(等々力第1サッカー場(人工芝))
                    注)参加する指導者自身が選手役となります。
          12:30 - 14:00 講義(とどろきアリーナ 研修室)
アクセス:等々力第1サッカー場(バス停「市民ミュージアム前」下車徒歩2分)
          〒211-0052神奈川県川崎市中原区等々力1-1 市民ミュージアム前駐車場287台(有料)
       とどろきアリーナ(バス停「市民ミュージアム前」下車徒歩2分)
          〒211-0052神奈川県川崎市中原区等々力1-3 建物の周辺に駐輪場あり(無料)
対象者:指導者(将来目指す者も含む)
参加費:,000円
定 員:30名(参加費の振り込み先着順)
申し込み方法:メールmyways000@gmail.com、藤田宛)にて申し込んでください。
          記入事項:参加者のお名前、年齢、所属チーム、ご連絡先((携帯)電話番号)
申し込み締め切り:2018年11月15日(木)(参加費の振り込みをもって登録完了)
主催、講師:坂本 健二(Clubs Association)
          携帯電話番号:080-2394-6030
事 務 局:藤田 晃徳(エンジョイSC、TIPS SS)
          携帯電話番号:090-4422-5238

講師紹介:
1960年、東京都出身。82年~89年山雅SC(現松本山雅FC)にてプレー(85年北信越リーグ優勝)。98年38歳にてサッカー留学のために渡独。99年~02SVヴェルダー・ブレーメンのU16U13U9などの指導者を歴任、01年にはクラブ史上初のコーディネーション・コーチにも抜擢された。その後FFC Wacker München、SV Heimstetten、FC Penzbergなどで、成人女子(4部リーグ)、男子U19U7の幅広い年代で指導経験を積む。15年指導者DFB・エリート・ユース・ライセンスを取得、日本へ帰国した(在独歴16年)。帰国後は 、日本各地にて指導者講習会の講師を務める傍ら、ドイツサッカー協会の指導強化DVDや育成書籍「ジュニアサッカー 指導の手順と練習法(東邦出版)」を翻訳、サッカー専門誌などへ寄稿している。

今後の予定:
基本的に毎月第3月曜日の開催を目指します。

第7回 12月
     「守備のグループ戦術 数的同数 2:2、3:3、4:4」
第8回 1月
     「守備のチーム戦術 3バック+MF、4バック+MF

第6回は、グループ戦術 第2弾!

久しぶりに雨の心配のない空の下、伝承講座はシリーズ第6回となるの日を迎えた。暑くもなく寒くもない、程よい天候の中、実技が開始された。
「守備のグループ戦術」のテーマへ入るにあたり、ウォーミングアップとして個人戦術の確認(なぞり)も行われ、初めて参加した指導者たちにもわかりやすい内容で実技はスタートした。
メインの内容に突入し、「2人のDFのどちらがボール保持者へ行くのか?」、「どういうプレーが望まれるシチュエーションなのか?」、「相手からどういうプレーが期待されるのか?また、それをどうやって誘導するのか?」シチュエーションごとに合致した戦術的原則と、それを叶えるための戦術行動について講師が、時にデモンストレーションを伴い一つ一つ解明しながら、参加者たちへ伝達していった。
「2人のDFで、4人のDFで、数的不利な状況では、どう対応するべきか?」守備の狙いを複数のDFで共有しながら、それぞれの行動をどうつなげて行くのか?についてステップバイステップで参加した指導者たちは体験した。
特に難しかったのは、DF全員が一つの守備グループとしてある適切な形(バナナ/三角形)を形成することと、相手FWをマークすることの二つの任務を同時にこなさなければならず、戸惑いながらのプレーとなった。さらに、時としてオフサイドを武器にフィールドを狭め(オフサイドラインを高く設定し)、攻撃的に守備をすることであっただろう。

実技に続いて行われた講義では、「『ボールを重視』した守備(発行:(株)ジャパンライム)」のDVDを鑑賞。その後「3対2」についての補足説明として、「シュートを打たせない」、「時間を稼ぐ」、「横パスを出させる」などの基本的な戦術行動の確認が行われた。また2人のDFの基本行動における失敗例についても、戦術ボードを使い細かく丁寧な解説が行われた。さらに相手がオーバーラップしてきた際の対応についても、触れられた。
DVDの中には収められていなかった「4対3」と「5対4」についても、追加説明があった。こちらも戦術ボードに示された各種の例について詳しい分析の下、整理された情報が披露された。
ドイツサッカー協会が国全体として目指すべきサッカーを定義したものの中から、守備の指針としてまとめられた「守備のガイドライン」について、5つの項目すべてに渡り、講師自身が翻訳した文章が紹介された。

5対4の基本的な戦術行動など、各シチュエーションごとに詳しい説明が行われた

暑くも寒くもない程よい天候の中、講習会は実施されたウォーミングアップでは、フォーバックの基本的戦術行動を確認ダービースターの「でかボール」を中心に参加者全員で記念撮影

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試合後の合同食事会 Das gemeinsame Essen nach dem Spiel
対戦後シャワーを浴びてからゆったりと流れる時間の中で、お互いのチームの印象を語り合い、友達を作ろう。Während beide Mannschaften zusammen am Tisch sitzen, erzählen sie aufeinander einen Eindruck der gegnerischen Mannschaft, um sich zu befreunden.


対戦した相手チームの分析発表会 Spielanalyse der gegnerischen Mannschaft
試合翌日、対戦相手チームの分析をお互いに発表し合う。相手チームへのお勧めの練習を戦術ボードを使って解説する。 Am nächsten Tag nach dem Spiel präsentieren die beide Mannschaften aufeinander die Spielanalyse, wie der Gegener gestern spielte.


合同ミニ合宿 Gemeinsames Mini-Trainingslager
日本チームが宿泊している施設でドイツチームもミニ合宿を張ってもらい(例:週末を利用して)、2チームが一緒に過ごす時間をより多く作り、友達作りを奨励する。Japanische Mannschaft macht zum Beispiel am Wochenende ein kleines Trainingslager, wobei die deutsche Mannschaft übernachtet, so dass die beide Mannschaften noch länger zusammen sein können, um sich zu befreunden.


案内役と買い物 Einkaufen mit den Führer
お土産の買い物に、対戦したドイツ人チームの選手たちが案内役として同行する。商店街までチームとして一緒に行き、そこから少人数のグループ(4〜8人)に別れて、ばらばらに買い物に出掛け、集合時間まで自由に過ごしてもらう。Japanische Spieler, die gegen die deutsche Mannschaft spielten, spielen den Führer, wenn die deutsche Spieler in der Stadt Reiseandenken einkaufen. 4 - 8 Spieler bilden eine Gruppe mit einer Mischung Deutscher und Japaner.