活動レポート

指導者講習会 Trainerausbildung

    第5回 ドイツ流サッカー伝承講座

        〜世界基準へ近づくために〜


第5回テーマ:「守備のグループ戦術
               数的有利 1対2、2対3」


「4本の足で2本の足からボールを奪え!」
「(チャレンジ・アンド・カバーじゃなくて)チャレンジ・アンド・アタックだ!」
「(一人ずつ2回行くんじゃなくて)二人で挟め!」

など、ゾーンディフェンスならではの聞き慣れないキーワードたち。
「群れてボールをこそぎ取る」ゾーンディフェンスの第一歩であるグループ戦術。2〜3人でどうボール奪取を図るのか?
実技と講義を通して、細やかにわかりやすく解説します。ドイツで集めた知識と経験をお裾分けします。

開催日時:2018年10月15日()
           9:40 - 10:00 受付
          10:00 –11:30 実技(等々力第1サッカー場(人工芝))
                    注)参加する指導者自身が選手役となります。
          12:30 - 14:00 講義(とどろきアリーナ 研修室)
アクセス:等々力第1サッカー場(バス停「市民ミュージアム前」下車徒歩2分)
          〒211-0052神奈川県川崎市中原区等々力1-1 市民ミュージアム前駐車場287台(有料)
       とどろきアリーナ(バス停「市民ミュージアム前」下車徒歩2分)
          〒211-0052神奈川県川崎市中原区等々力1-3 建物の周辺に駐輪場あり(無料)
対象者:指導者(将来目指す者も含む)
参加費:,000円
定員:30名(参加費の振り込み先着順)
申し込み方法:メールmyways000@gmail.com、藤田宛)にて申し込んでください。
          記入事項:参加者のお名前、年齢、所属チーム、ご連絡先((携帯)電話番号)
申し込み締め切り:2018年10月11日(木)(参加費の振り込みをもって登録完了)
主催、講師:坂本 健二(Clubs Association)
          携帯電話番号:080-2394-6030
協力:藤田 晃徳(エンジョイSC、TIPS SS)
          携帯電話番号:090-4422-5238

講師紹介:
1960年、東京都出身。82年~89年山雅SC(現松本山雅FC)にてプレー(85年北信越リーグ優勝)。98年38歳にてサッカー留学のために渡独。99年~02SVヴェルダー・ブレーメンのU16U13U9などの指導者を歴任、01年にはクラブ史上初のコーディネーション・コーチにも抜擢された。その後FFC Wacker München、SV Heimstetten、FC Penzbergなどで、成人女子(4部リーグ)、男子U19U7の幅広い年代で指導経験を積む。15年指導者DFB・エリート・ユース・ライセンスを取得、日本へ帰国した(在独歴16年)。帰国後は 、日本各地にて指導者講習会の講師を務める傍ら、ドイツサッカー協会の指導強化DVDや育成書籍「ジュニアサッカー 指導の手順と練習法(東邦出版)」を翻訳、サッカー専門誌などへ寄稿している。

今後の予定:
基本的に毎月第3月曜日の開催を目指します。

第6回 11月
     「守備のグループ戦術 数的不利 3:2、4:3、5:4」
第7回 12月
     「守備のグループ戦術 数的同数 2:2、3:3、4:4」
第8回 1月
     「守備のチーム戦術 3バック+MF、4バック+MF

第5回は、グループ戦術 第1弾!

伝承講座はこれまで、ほぼ快晴の天気に恵まれた中、実施されてきました。今回は雨は降りそうにないものの、少しどんよりとした曇り空の下で、第5回の実技は開始された。今回は初の女性指導者の参加や遠くからの参加者(大阪)に加え、参加者達の中にはちらほら新しい顔も混じっていました。


実技では「守備のグループ戦術 数的有利」のテーマに沿い、まずは「2人で協力して守備を行う」クセづけの練習がウォーミングアップとして行われた。そして、数的有利でボールを奪ういくつかのシチュエーションの中から

SBとCBの場合
SBとボランチの場合
SBと外側のミッドフィールダーの場合

について、それぞれの特徴的な戦術行動を実践しました。

「どちらが第1DFで、どちらが第2DFとなるのか?」
「相手を外に追いやるのか?」
「相手を中へ誘い、挟むのか?」

参加者の方達は戸惑いながら、そのシチュエーションで見るべき判断要素と判断基準を理解しながら、次第に実体験を積み上げていきました。

午後の講義では、ドイツサッカー協会がまとめた指導強化DVD「『ボールを重視』した守備(発行:(株)ジャパンライム)」を鑑賞。その後補足として、「2人で取りに行かない、日本サッカー」や「後ろから行う守備(蓋を閉じる)」について説明が行われました。さらに、実技で戸惑った判断である「二つのプレー原則 外へ追いやる/中へ誘い、挟む」についても、メリットとデメリットを詳細に挙げながら、それぞれの特性が解き明かされた。
ドイツサッカー協会が掲げる指針「ドイツの長所2.0」からは、「守備のガイドライン」が取り上げられ、項目ごとに詳しい説明が行われた

ウォーミングアップは、まず「2人で協力して守備を行う」クセづけから行われた

「Small details make a big difference.」の言葉通り、詳細な部分にまで焦点を当てた説明が行われた果たして「外へ追いやる」のか?「中へ誘い、挟む」のか?一体どっちだ?2人で協力してボール奪取を図る戦術行動、まさにドイツ語で言う所の「Doppeln(ドッペルン)」。4つのケースについてそれぞれ、詳しく説明された

写真をクリックすると拡大されます

BACKNUMBER

試合後の合同食事会 Das gemeinsame Essen nach dem Spiel
対戦後シャワーを浴びてからゆったりと流れる時間の中で、お互いのチームの印象を語り合い、友達を作ろう。Während beide Mannschaften zusammen am Tisch sitzen, erzählen sie aufeinander einen Eindruck der gegnerischen Mannschaft, um sich zu befreunden.


対戦した相手チームの分析発表会 Spielanalyse der gegnerischen Mannschaft
試合翌日、対戦相手チームの分析をお互いに発表し合う。相手チームへのお勧めの練習を戦術ボードを使って解説する。 Am nächsten Tag nach dem Spiel präsentieren die beide Mannschaften aufeinander die Spielanalyse, wie der Gegener gestern spielte.


合同ミニ合宿 Gemeinsames Mini-Trainingslager
日本チームが宿泊している施設でドイツチームもミニ合宿を張ってもらい(例:週末を利用して)、2チームが一緒に過ごす時間をより多く作り、友達作りを奨励する。Japanische Mannschaft macht zum Beispiel am Wochenende ein kleines Trainingslager, wobei die deutsche Mannschaft übernachtet, so dass die beide Mannschaften noch länger zusammen sein können, um sich zu befreunden.


案内役と買い物 Einkaufen mit den Führer
お土産の買い物に、対戦したドイツ人チームの選手たちが案内役として同行する。商店街までチームとして一緒に行き、そこから少人数のグループ(4〜8人)に別れて、ばらばらに買い物に出掛け、集合時間まで自由に過ごしてもらう。Japanische Spieler, die gegen die deutsche Mannschaft spielten, spielen den Führer, wenn die deutsche Spieler in der Stadt Reiseandenken einkaufen. 4 - 8 Spieler bilden eine Gruppe mit einer Mischung Deutscher und Japaner.